【加藤】会計監査六法の追録事項

 毎年2月頃に発刊される会計監査六法は、その名の通り会計や監査に関する法令・基準等を掲載した書籍で、従前は監査小六法と呼ばれていたものです。私が会計士試験に受かった頃はまだA5版サイズで厚さもそれほどではありませんでした。

 ところが、会計ビッグバンやIFRSへのコンバージョンの影響もあり、内容が年々増大し、平成21年版以降はサイズがB5版と大きくなり、ページ数も3000ページ前後で推移しています。重さもズッシリあります(最近では少しでも薄くするために紙の厚さが薄くなっているようです)

 このように手軽に手に取って調べるには少し億劫になりがちなボリュームの書物ではありますが、上場準備中の会社さんには必携の1冊だと思っています。

 確かに今やwebで検索をかければ法令や会計基準等は詳細な解説や原典も含めそれなりに閲覧が可能ではあります。しかし、上場企業の管理部門として身に付けるべき法令や開示項目・会計処理方法等について、必要十分なレベルで網羅していて辞書的に使える書籍はこの会計監査六法の除いてほかにありませんし、目次の構成を把握するだけでも、上場企業に求められている会計実務上の論点構成を俯瞰することができます。

 また、上場準備会社の皆さんが監査を受けておられる監査法人の先生達もこの会計監査六法に掲載されている内容をもとに決算内容の是非を検討していることが多いので、社内に1冊あれば監査法人との議論の際にも有用です。

 定価では6千円程の決して安くない買い物ですが、上場会社の会計実務を身に付けてゆく際の入場券と位置付け、是非社内に具備して活用いただきたいと思います(ちなみに会計士は会計士協会を通じて定価の2割引で購入可能です)。

 前置きが長くなってしまいましたが、当該会計監査六法に関して、購入者限定のサービスとして、発売後に公表された会計や監査に関する法令・基準等の追録情報を確認できるサービスが会計士協会のweb上で昨年度より始まっています。

   https://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/sp/book_1103/

 最新の動向を把握する上でも有用ですのでご参考まで。

 

加藤

 

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