【鈴木】最近の審査動向=歴史は繰り返す

最近の審査動向について触れてみたいと思います。

現在、IPO準備をされている会社様や審査中の会社様はもう感じていると思います。

そう、審査がきつくなってきていることを。

一般には報道されていませんので特に業界に精通されている一部の人しか知り得ませんが、証券審査、又は、取引所審査で不合格(中止や延期)になっている会社が増えています。

 

「何故審査が厳しくなってきたのでしょうか?」 

業界の方はお分かりですね。この数年IPO後に不祥事や適切な開示が出来ていない会社が増えたこと。特に影響が出たのはgumi事件ですね。昨年の3月に日本取引所グループの斉藤惇CEO(昨年6月に退任)は株式新規公開(IPO)の信頼性を揺るがしたのは証券会社の審査の甘さであると指摘したのです。その為、業界で対応策を考えなければいけなくなりました。(このことでは「取引所(の上場審査)に問題はない」と言い切ったことや、それ以外の発言部分でも、証券業界から強い反発の声が上がったようですが、、、。)故に厳しくなってきています。

 

齋藤元CEOは非常に良い発言をなさったと思います。これを境に、証券会社も取引所も審査が厳しくなったと言われていますし、直近との比較論としてはその通りでしょう。ただ、私が過去より申し上げていますように、個人的には審査が厳しくなったと言う感覚ではなく、ある面普通を取り戻しつつあるだけだと思います。

 

「では、これからも厳しい審査が続くのか?」

過去では、暫く厳しい審査が続き、その後審査は緩やかなものになります。今回もそうなる可能性が大きいと思われます。何せ急ぎ小手先の対処をしたと言うのが実態であると思われることから仕方がないでしょう。歴史は繰り返す通りです。

 

対処療法ではなく、何が根治療法なのかは難しいところです。

日本の投資家の感覚も変えないといけないでしょうし、法的な面の改正なども検討課題でしょう。そうなると大掛かりになります。余程のことが無いと手を付ける人(機関)はいないと思われます。その為、歴史は繰り返します。

 

 

準備会社の皆さんに言えることは、厳しいだとか甘いとかの問題では無く、IPO準備では審査に合格する上辺の準備ではなく、今後の成長のための基盤作りと言う位置づけをし、無駄の無い時間にして頂きたいと言う事です。

 

 鈴木

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