俳優の新井浩文さんとピエール瀧さんが不祥事を起こして逮捕され、その余波で二人が出演する映画やドラマ、関連するDVD等が公開中止や販売自粛にまで発展しそうな状況です。
映画についていうと、スポンサーは方針決定にあたり、まず採算を考えるでしょう。
出演俳優が不祥事を起こした映画はイメージが悪く、映画館によってはこのような作品の上映自体を避けるところもあるようです。
もちろん、作品の芸術性が高ければ事件は関係ないとも言えますが、そのような思い切った決断をするより、公開中止にする方が結果は良いかも知れません。
一方、製作スタッフや観客側からは、「俳優個人の不祥事は良くないことだが、他の多くの方が関わっている映像作品を公開中止にする必要はないのでは?(=作品に罪はない)」という声が上がっています。
また、それぞれの関係者はレピュテーションにも注意を払わなければなりません。
「不祥事を起こした俳優が出演する映画に出資したのか?」「不祥事を起こした俳優と共演してイメージが悪い」といったクレームは必ずあるでしょう。このような意見が大勢を占めるようになると、関係者のレピュテーションにまで影響が出ます。
映画の製作には、出資者、出演者、監督や製作スタッフ、観客などのステークホルダーがいて、それぞれの利害を調整する必要があります。
利益を重視するのか、レピュテーションを重視するのか、重視する利益は「長期」か「短期」かで答えは変わるかも知れません。
映画の公開中止の問題は、コーポレート・ガバナンスの縮図のような気がします。
・・・それにしても、全部「お蔵入り」はもったいないような気がします。
(原田)
2024年IPO社数(予定を含む)=71社*
2023年IPO社数(通期)=96社*
11月1日現在
市場別 |
2024年 (含予定) |
2023年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
3 10 54 1 0 3 1 |
2 23 66 5 1 1 0 |
Qボード | 3 | 1 |
合計 |
75* |
99* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
過去分はメンバー紹介ページの各メンバーのブログ欄をご参照ください。
【ご注意ください】
当社の社名を名乗った振込詐欺行為が確認されております。当社が個人に対して振込請求を行うことは、有料サービスの提供等、お客様からのお申込みやご依頼に基づくものを除きございませんので、ご注意願います。
(ご参考窓口)
また、現在、世界中で「コールド・コーリング(Cold Calling)」と呼ばれる詐欺的な証券投資勧誘行為も行われております のでご注意願います。
2023年IPO社数(通期)=96社*
2022年IPO社数(通期)=91社*
市場別 |
2023年 |
2022年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
2 23 66 5 1 1 0 |
3※1 14※2 70※3 2 0 2 1 |
Qボード | 1 | 0 |
合計 |
99* |
92* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
※1:東証1部1社を含みます。
※2:東証2部+JQ4社を含みます。
※3:マザーズ10社を含みます。
2022年IPO社数=91社*
2021年IPO社数=125社*
市場別 |
2022年
|
2021年 (参考) |
プライム スタンダード グロース 東証1 |
2 10 60 1 |
- - - 6 |
東証2 |
3 |
8 |
マザーズ |
10 |
93 |
JASDAQ メイン-名 |
1 2 |
16 - |
名証2 |
0 |
3 |
ネクスト-名 セントレックス |
2 0 |
- 1 |
Qボード アンビシャス |
0 1 |
3 - |
合計 |
92* |
130* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。