この度、新たにラルクに参画させていただくこととなりました、畠中と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
まず、簡単に私の経歴を紹介させて頂きます。
公認会計士第二次試験に合格し、朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入社して以降の当初10年余は、法定監査を中心とした監査業務に主に従事してまいりました。
その後、一柳アソシエイツ(元通産官僚の一柳良雄氏の個人会社)へ2年間研修出向し、帰任後は、事業再生支援や特定の非監査クライアントへの営業活動等といったアドバイザリー部門での業務に従事した後、2015年8月より再び監査事業部門で上場会社の監査業務に従事しながら、IPO関連業務(上場準備会社に対する短期調査・財務調査・監査等)を中心に行ってまいりました。
2019年7月からは、SBI証券 公開引受部へ出向し、新規上場を目指す主幹事先企業に対するIPO支援業務に3年間従事してまいりましたが、上場を目指される企業の皆様に、より密な支援で貢献したいと強く思うようになり、9月よりラルクに参画させて頂くこととなりました。
私自身、これまでの会計士人生を振り返ってみますと、IPO支援業務に従事し始める以前から、クライアントで言えば、いわゆる大企業よりも、人材が必ずしも十分足りていない中堅規模の会社や上場したばかりの新興企業に向き合い、時には寄り添って手取り足取りご支援をすることにやりがいを感じておりました。
IPO支援業務に携われたことでその想いをより強く実感でき、さらには証券会社への出向経験を通じてIPO支援業務の奥深さや意義を改めて認識できたことで、今後はIPO支援業務を通して社会に貢献していきたいとの強い決意に至りました。
2021年の新規上場会社数は、新型コロナウィルス感染症による先行き不透明感が払拭できない中でも年間120社を超えるなど、ここ数年におけるIPO市場は活況を呈してきました。しかし、年明けからはウクライナ侵攻の長期化を発端とした景気減速の懸念等から株式市況が低迷し、上場承認された会社の上場延期も相次ぎました。
政府からは「新しい資本主義」がうたわれているように、日本経済の活性化には、こうした目まぐるしく変化する環境にも打ち克ち新しい時代を切り拓く、新たな産業や成長企業の創出が今後も欠かせません。上場を目指される企業の皆様を側で応援し、少しでも貢献できるよう、全力を尽くしてまいる所存です。何卒宜しくお願い致します。
(畠中)