お陰様で、弊社は本年10月1日を持ちまして設立25周年を迎えました。四半世紀の長きに渡り最前線で活動してこられたのも、ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
思えば、設立当時はIPOコンサル会社など、ほとんど存在していない時代でした。
IPO準備指導は主幹事証券会社さんが主体となり、準備会社では専属の事務局が勉強しながら独自に個別準備を進めるスタイルが一般的でした。しかし、現在はIPO準備の方々も並行して日常業務をこなしながらスピード感を持って進める時代になりました。
また、IPO指導をするコンサル会社や個人の方々も増えてきており、当時とは様変わりしています。IPOコンサル業界と表現するには規模の小さい分野ですが、周辺コンサルが増えて存在感が増すのなら良いことだと思います。
この様な中で、弊社は証券会社の審査や公開引受、取引所の審査の経験を積み、さらに同一人物が監査法人の経験も積んでいる(私を除く)コンサルだけで構成した唯一のIPO実務指導専門会社として活動して参りました。それゆえ、業界一の知識と経験を活用し、Number Oneのクオリティーの高いサービスをOnly Oneのサービスとして提供出来ていると自負しております。
弊社の事を、「敷居が高くて紹介をしても断られる。」と耳にすることが多いです。弊社は会社の選定を厳しくしていると言うよりも、多くの案件を抱え過ぎて、各担当者のクライアントの対応に支障が出ることで迷惑を分けるリスクを減らしたいと考えております。余裕のある時もありますので、都度、状況をご確認頂けると有り難く思います。因みに、弊社の選定基準をよく問い合わせ頂きますが、企業成長だけを見ているわけではなく、IPO準備をされる経営者、CFOや準備局の方々で、応援したいと思える方々(人間性)であることを重視しております。
IPOの準備は多くの整理を要する事項があり、膨大な時間もかかります。成長の為に重要な時期だからこそ、効率と効果を出せるよう丁寧に作業を進めることが大切だと認識しています。
今後もメインプレイヤーである主幹事証券会社様や監査法人様と連携し、クライアント様はもちろん、IPO業界関係者の皆様にも喜んで頂けるように今後も活動して参ります。
今後ともより一層のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(鈴木)