【古川】EURO2024

UEFA欧州選手権(EURO2024)は7月14日に決勝戦が行われ、スペインの優勝で幕を閉じました。UEFA欧州選手権は、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会で4年に1度開催されます。ちょうどオリンピックと同年の開催となり、開催国はオリンピックとの重複立候補は禁止されているようです。欧州において、本大会はFIFAワールドカップと同様に重要な大会と考えられており、UEFAにはサッカーにおける強豪国が多数加盟しているのに加え、選手の知名度も高いので、欧州の地域大会といえども本大会には世界中の注目が集まります。個人的にもワールドカップより楽しみな大会です。

 

また、今回はカタールワールドカップ同様、ABEMAが無料で生配信やアーカイブ配信をしてくれ試合を楽しむことができました(ABEMAさんありがとうございます!)。こういった国際的なスポーツのビッグイベントの放映形式は、だんだんとネット中心に変わっていきそうです。

 

今回スペインは必ずしも優勝候補の筆頭ではありませんでしたが、ニコ・ウイリアムズ(22歳)とラミン・ヤマル(17歳)の若き両ウイングを中心として、大会を通じてチームが成長していた印象を受けます。ラミン・ヤマルに至ってはまだ高校生で、大会中も宿舎で学校の宿題をしていたそうです(笑)

 

IPOもある意味会社のビッグイベントであり、サッカーの大会に無理やりあてはめると、上場準備段階が大会予選、証券審査が本大会グループステージ、取引所審査が本大会決勝トーナメントといったところでしょうか?上場準備会社の管理部についても、はじめは担当者の知識や経験、規程、財務経理や内部統制のノウハウが乏しい状況から、主幹事証券会社や監査法人の指導も受けつつ徐々に整備され、担当者レベル、組織レベルともに成長していき上場も確度が高まってきたなと感じるケースがあります。また上場準備作業は、管理部のみが対応するというよりも、事業部においても業務フロー等を改善する必要があるケースが多く、管理部と事業部のコミュニケーションの向上も重要となります。弊社のコンサルティングにおいても、主幹事証券や監査法人の指導の趣旨を踏まえつつ、クライアントと一緒になり業務改善を図っていくことを特徴としており、社内コミュニケーションに対し目配りもしつつ体制整備を図っていきます。いずれにしろ上場するということは、上場準備前の状況や前提条件と全く異なるため、組織としてギアを入れ替えることが重要と感じています。

 

弊社のコンサルタントは、取引所や証券会社、監査法人での経験を備えているものの、ガバナンスやコンプライアンスに対する社会的な温度感、上場審査のトレンド、会計や監査の基準については日々変化しており、コンサルタント側も日々アップデートが必要だということを痛感します。年齢は大分違いますが...ラミン・ヤマルの活躍に刺激を受けつつ、クライアント様のお役に立てるよう日々努力していきたいと思います。

 

古川

IPO状況11月29日現在

2024IPO数(予定含む)=87【-】*

2023IPO数(通期)=96*

 

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

5【-】*

13

64

1

0

4

1

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 3 1

合計

  91【-】

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。また、【 】は、S-1方式による上場承認前の社数であり外数で記載しています。 

メンバーブログ

過去分はメンバー紹介ページの各メンバーのブログ欄をご参照ください。

サイト内検索

株式会社ラルク

 

【ご注意ください】

当社の社名を名乗った振込詐欺行為が確認されております。当社が個人に対して振込請求を行うことは、有料サービスの提供等、お客様からのお申込みやご依頼に基づくものを除きございませんので、ご注意願います。 

(ご参考窓口)

 金融庁

 日本証券業協会

 東京証券取引所

 国民生活センター

 東京都消費生活総合センター

また、現在、世界中で「コールド・コーリング(Cold Calling)」と呼ばれる詐欺的な証券投資勧誘行為も行われております のでご注意願います。  

過年度のIPO状況

2023IPO(通期)=96*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

 

2022IPO数=91

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

1

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。