【加藤】地政学リスク

 残暑お見舞い申し上げます。

 PARIS2024オリンピックが終わりました。日本のメダルランキングは、前回の東京大会と同様に3位を獲得し、素晴らしい結果となりました。

 今回のオリンピックは、前回の東京大会と比較して、32競技(1減少)、329種目(10減少)、207の国と地域(2増加)から約10,500人(約500人減少)の参加となりました。参加アスリートが減少した理由として、野球やソフトボールといった団体競技の除外(代わりにブレイキン、サーフィン、スポーツクライミング、ローラースポーツの個人競技が追加)が挙げられます。また、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ロシアとベラルーシが不参加となったことも影響しています(正確にはAIN(中立選手)として30人が参加し、東京大会ではROCとして336名が参加していました)。

 

 少し下世話な話題かもしれませんが、メダルランキングと直近のGDPランキングを比較してみました。

 こうして見ると、インドのギャップが目立ちますね。いずれにしても、参加されたアスリートの皆さま、お疲れさまでした。28日から始まるパラリンピックでも日本人選手の活躍に期待したいと思います。

 

 さて、オリンピックの期間中にセミナーを受講したことをきっかけに、エミン・ユルマズ氏の著書「エブリシング・バブル 終わりと始まり」を読了しました。エミン氏は、トルコ・イスタンブールの出身で、16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンとなり、その後、1997年に国費留学で来日。東京大学理科一類に合格、同大学院で生命工学修士を取得されました。2006年に野村證券に入社。同社では投資銀行部門、機関投資家営業部門で勤務。2014年に退社後は、SNSなどを通じて投資関連の情報を発信されており、日本語も堪能です。

 

 「エブリシング・バブル終わりと始まり」は、同氏が日本株に注目する理由を、世界のさまざまな地政学リスクとそれに伴う経済活動から予測するという内容で、非常に読みやすかったです。

 

 自分にとって新たな知識となったポイントは以下のとおりです。

・加速する人民元安

・フィリピンの地政学的な重要性

・メキシコにおける麻薬カルテルの影響

・ポリティカル・イスラムとヒンドゥー・ナショナリズム

・東京でのシーシャ・バーの増加

日々メディアで取り上げられている地政学リスクに関するニュースを俯瞰する良い時間となりました。

 

 

加藤

IPO状況12月6日現在

2024IPO数(予定含む)=86【-】*

2023IPO数(通期)=96*

 

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

4【-】*

13

64

1

0

4

1

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 3 1

合計

  90【-】

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。また、【 】は、S-1方式による上場承認前の社数であり外数で記載しています。 

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過年度のIPO状況

2023IPO(通期)=96*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

 

2022IPO数=91

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

1

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。