既に上場している会社が、取引所内の他の市場へ上場市場を変更することを「市場変更」と言います。

ただし、市場第二部の銘柄が市場第一部銘柄になることは「一部指定」、逆に市場第一部の銘柄が市場第二部銘柄となることは「指定替え」と言います。

(東京証券取引所の場合の上場市場の変更の関係については、本項目の末尾の図をご参照ください。)

 

 

 

 

市場変更の際には、一部指定の場合と同様、上場会社から市場変更の申請を行い、本則市場(新興市場以外の市場(注)1、2)の新規上場審査に準じた審査が行われます。

また、市場変更は、市場間で双方向の変更が可能な場合と、一方向の変更しか認められていない場合があり、それぞれ審査基準も異なりますので、会社の事業内容や成長ステージに応じて、どの市場に上場し、その後どのように市場を変更していくのか(もしくは変更しないのか)について、予め見通しを立てておくことが重要です。

 

(注)1 東京証券取引所の場合、マザーズとJASDAQ以外の市場を本則市場といいます。(有価証券上場規程 第

    101条 第1項)

   2 東京証券取引所 本則市場への新規上場申請の場合、上場審査の主要な資料として「新規上場申請のための

    有価証券報告書 (Ⅱの部)の提出を求められますが、たとえば一部指定の場合や、マザーズから本則市場へ

    の市場変更の場合には、それぞれ以下の資料を作成する必要があります。(内容はほぼ同じ)

 

区分

申請書類

一部指定の場合

市場第一部銘柄指定審査に関する回答書

マザーズから本則市場への市場変更の場合

市場変更のための有価証券報告書(Ⅱの部)

(参考)

本則市場への新規上場申請の場合

 

新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅱの部)

 

 (参考)東京証券取引所の市場変更等(日本取引所グループのサイトを元に作成) 

 

 

関連項目:一部指定

 

 

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