内部監査とは、企業の経営活動に資する目的で企業内部の者(従業員等)が、経営者の指揮の下に、業務部門の体制・活動全般を対象に実施する監査をいいます。

会計監査人など、企業の外部の者が行う監査(外部監査)との対比で内部監査と呼ばれます。

 

 

 

 

(上場審査における内部監査)

上場審査において、内部監査の実施は必須の要件となっています。

取引所は、会社の規模等から見て適切な内部監査体制の整備・運用がなされているかどうかを審査します。

原則として、上場申請直前1年間(以上)の運用実績が求められます。(注)

(注)上場申請会社及びグループ会社の全部門(全拠点)の監査実績が必要です。

 

 

(内部監査業務の実施)

一般の業務から独立した社長直轄の組織(内部監査室)を設置し、専任のスタッフを配置することが望ましいとされています。

内部監査業務は、以下のような手順で進めていきます。

    内部監査計画の作成(社長の承認、被監査部門への通知)

    内部監査の実施

    監査結果の社長への報告

    社長からの改善指示、改善の実施、改善報告

    改善結果のフォローアップ監査、結果報告

 

(参考1)内部監査の意義(日本内部監査協会)

内部監査とは、組織体の経営目標の効果的な達成に役立つことを目的として、合法性と合理性の観点から公正かつ独立の立場で、経営諸活動の遂行状況を検討・評価し、これに基づいて意見を述べ、助言・勧告を行う監査業務、および特定の経営諸活動の支援を行う診断業務である。

これらの業務では、リスク・マネジメント、コントロールおよび組織体のガバナンス・プロセスの有効性について検討・評価し、この結果としての意見を述べ、その改善のための助言・勧告を行い、または支援を行うことが重視される。

(日本内部監査協会 「内部監査基準実践要綱」より) 

 

 

 

(参考2)市場ごとの内部監査体制に関する審査項目

市場

根拠となる規則等

審査項目

東京証券取引所

本則市場

上場審査等に関するガイドライン 42b

新規上場申請者の企業グループの内部監査体制が、適切に整備、運用されている状況にあること

東京証券取引所

マザーズ

  

JASDAQ

(スタンダード)

 

JASDAQ

(グロース)

上場審査等に関するガイドラインⅢ 42b

 

上場審査等に関するガイドラインⅢの2   35b

 

上場審査等に関するガイドラインⅢの3  35b

新規上場申請者の企業グループの内部監査体制が、相応に整備され、適切に運用されている状況にあること

 

 

関連項目:証券会社審査と取引所審査三様監査内部統制報告制度(J-SOX)会計監査人

 

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