主幹事証券が上場準備会社の審査を行う場合、まず公開引受部門が会社に対して上場準備の指導を行い、その後、審査部門が審査を開始します。
上場申請前の主幹事証券の審査は、申請直前期の決算数値及びそれを前提とした予算の確認等、申請直前まで続きますが、事業内容、株主・役員構成、社内管理体制、過去の決算数値等、審査項目の多くはもっと早い時点で確認することが可能です。
また、審査部門が早期に会社の状況を把握し、審査部門からみた要改善事項を会社に早めに伝えることができれば、効率的に上場準備を進めることができます。
そのため一部の証券会社は、まず公開引受部門が準備指導を行い、ある程度の準備状況になったところで審査部門がその時点の状況で審査を行い、審査の結果を上場準備にフィードバックする方法を採用しています。
この審査を「中間審査」と呼ぶことがあります。(中間審査は、法律や取引所の規則で決められた制度ではありませんので、主幹事証券によって名称や実施方法は異なります)
関連項目:証券会社審査と取引所審査
2021年IPO社数(予定を含む)=17社
2021年 2月19日現在 |
上場 |
上場 予定 |
東証1 |
0 |
1 |
マザーズ |
4 |
8 |
JASDAQ |
0 |
4 |
合計 |
4 |
13 |
2020年IPO社数=93社
上場 |
上場 予定 |
|
東証1 |
6 |
0 |
東証2 |
9 |
0 |
マザーズ |
63 |
0 |
JASDAQ |
14 |
0 |
セントレックス |
1 |
0 |
合計 |
93 |
0 |
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