【原田】宣誓書

上場申請時に証券取引所へ提出する書類の中に「(新規)上場申請に係る宣誓書」があります。以下、本文では「宣誓書」とし、東京証券取引所の「宣誓書」について説明します。

 

「宣誓書」は上場申請会社が新規上場申請に際し、東京証券取引所に対して宣誓する形式となっており、宣誓内容は概ね以下のとおりです。

 

1.新規上場申請及び上場審査において提出する書類には、必要となる内容を漏れなく記載してあり、かつ、記載した内容はすべて真実である。

2.前項その他関連する取引所のルールについて、違反事実が判明した場合には、それに関して取引所が行う一切の措置に異議を申し立てない。

 

(注)本則市場の申請書類である「Ⅱの部」冒頭には、上記内容を記載しなければなりません。

 

「宣誓書」の内容は決められており、東証のWebサイトから入手可能なひな型(Word形式)を用いて簡単に作成できるため、上場準備段階で話題となることほとんどありませんが、かなり重い内容です。

全く倫理観を持たないヒトであれば「宣誓書」などただの紙切れにしか見えないでしょうが、上場を目指すほどの会社の経営者であれば、「上場申請時に自分の名前でこの内容を宣誓するのだ」と考えると、少なからず緊張するのではないかと思います。

 

上場準備会社の経営者の方は、年初に会社の在り方を見直し、気持ちを新たにされるのと併せて、「宣誓書」の文章を読み返してみるとよいかも知れません。

 

原田

 

2024IPO社数(予定を含む)=26*

2023IPO社数(通期)=96*

 

4月12日現在

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

0

3

23

0

0

1

0

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 0 1

合計

   27

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

 

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2023IPO社数(通期)=96*

2022IPO社数(通期)=91*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

2022IPO社数=91

2021年IPO社数=125社

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。