【黒川】2019年のトピック

2019年の最初の東京株式市場は、昨年末からの世界的な株価下落により、日経平均株価が大幅に下落して始まりました。1年前の大発会と比較して正反対の状況となっています。

 

さて、今年の主なトピックはどのようなものがあるか、昨年と同様、元旦の日経新聞に「2019年の年間予定」が掲載されておりましたので、経済に影響があるようなトピックを簡単に列挙してみました。

 

・3月 1日:米中貿易協議の期限(合意できなければ米が関税引き上げの可能性)

・3月 5日:中国の全国人民代表大会が開幕

・3月29日:英国がEUを離脱

・5月 1日:皇太子さまが即位

・夏ころ  :日本で参院選実施

・9月20日:ラグビーW杯日本大会

・10月1日:日本で消費税率を10%に引き上げ

 

世界的には、米中貿易協議の期限が3月に迫っており、その協議結果次第では米中貿易戦争がさらに進展する可能性があります。また、英国のEU離脱も3月末に迫っており、世界的な経済に影響を与えそうなトピックが、3月に続いています。特に、米中貿易戦争は今年も深く懸念材料として世界的な株式相場に影響を与えそうです。世界的な株安により安全資産とされる円が買われ円高となる可能性があり、さらに企業業績に影響を与え乱高下の原因となりそうです。

また、米国の金利上昇リスクも懸念材料と思われます。

 

一方、日本国内では、夏から秋にかけてトピックが続きます。

まずは、夏頃に予定されている参院選の結果によって、政局がどのように変動するかにも注目です。

また、10月から消費税が10%となりますが、その消費の落ち込みの影響を軽減税率、ポイント還元等でどこまで緩和できるかが焦点となるでしょう。

来年開催のオリンピック関連特需もそろそろ一段落しそうな雰囲気ですが、ラグビーW杯等の開催により引き続き訪日外国人の消費は拡大していくものと思われます。

 

経済的なリスク要因を挙げれば、結構あるかと思われますが、一方で、技術革新、人工知能、IoT等の進展による経済活性化にもかなり期待できると思われ、今年1年注目したいと思います。

 

黒川

2024IPO社数(予定を含む)=26*

2023IPO社数(通期)=96*

 

4月19日現在

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

0

3

23

0

0

1

0

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 0 1

合計

   27

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

 

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2023IPO社数(通期)=96*

2022IPO社数(通期)=91*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

2022IPO社数=91

2021年IPO社数=125社

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。