【鈴木】IPOコンサル必要条件

4年前にもIPOコンサルについて記載しました。その際は「どのように依頼すれば良いのか?」という視点からでした。今回はコロナ禍でもIPOを目指す会社は増えており、IPOを実現している会社数も順調に増えている中、前回の時期と同様にIPOコンサル(もどき)が増えているように思いますので記載することにしました。

 

多くのIPO希望会社がある中で、実際にIPOを実現できるのがどれほど難しいかご存知でしょうか?各段階から捉えて行きましょう。まず、証券会社から見ていきます。IPO営業部隊は多くの会社を多数担当しています。この段階では主幹事以外の会社もあります。その中から主幹事証券会社として公開引受の指導担当が付きます。この段階では10%程度しか担当が付かないのではないでしょうか?次の段階では証券審査に移れる会社は半分もあるでしょうか?さらに、証券会社審査に合格して東京証券取引所の自主規制法人に申請して審査に入れる会社が絞られ、さらに取引所の審査に合格出来る会社が絞られます。そしてやっとファイナンスの手付きに入りIPOが実現します。

 

このようにIPOを実現するには、主幹事証券会社の公開引受の担当が付き、証券審査、東京証券取引所の自主規制法人の審査、ファイナンス審査(証券引受の審査と財務局審査あり)へと進んで行きます。IPOコンサルはIPO実現のための一連の手続きと内容を十分把握するために必要な知識と経験を積まないと有効な支援が出来るとは言い難いものなのです。この必要な知識の内容、量、そのレベル等は一言で説明出来ませんが、言えることは書物を読んだだけや、少しの経験だけで吸収出来るほど優しいものでは無いと言うことです。最も近い道は、証券会社の公開引受関係部署、証券審査関係部署、又は、取引所の審査関連部署の経験を積むことです。さらに、監査法人や公認会計士など会計的知識が必要だと思います。(因みに、弊社の専属メンバーは、この両方を一人で経験しています。)

 

弊社は各段階の諸事項について十分な経験を積んだうえで対応しております。IPO準備・審査とは例え話は難しいのですが、大海原で地図の無い航海をするようなものかもしれません。皆さんも世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」をご存知だと思います。このレースは単独で行うものですので違いはありますが、何時どのような事故が起こるか予測が付きません。IPOの準備や審査も似ています。「ヴァンデ・グローブ」の完走率は50%程度のようですので、捉え方によりますが、IPOを実現する方が困難でしょうか。

IPOをステップアップとして、世の為に一層の企業成長を考えている会社やその役職員の方々、及び、業界関係者へ弊社の知識と経験を積んだクオリティーの高いサポートを届けたいと思います。

 

鈴木

2024IPO社数(予定を含む)=26*

2023IPO社数(通期)=96*

 

4月12日現在

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

0

3

23

0

0

1

0

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 0 1

合計

   27

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

 

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2023IPO社数(通期)=96*

2022IPO社数(通期)=91*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

2022IPO社数=91

2021年IPO社数=125社

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。