引受シ団(シ団)とは「引受シンジケート団」の略称で、新規上場の場合は、新規発行や売出しに係る有価証券を販売等の目的で取得する証券会社等の団体をいいます。
新規上場の場合は、上場時ファイナンスに係る株式の引受証券会社群を「引受シ団」と呼びます。
株式等の引受に際してシ団を構成するのは、販売力を強化するとともに、売れ残りに係るリスク分散することを目的としています。
(参考)最近の新規上場会社の引受シ団の状況(2012年(暦年))
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新規上場社数 |
引受証券会社数 (平均) |
主幹事証券の 引受比率(平均) |
東証(本則市場)(注2) |
7社 |
6.2社 |
79.8% |
東証マザーズ(注3) |
23社 |
6.3社 |
82.4% |
JASDAQスタンダード |
14社 |
6.9社 |
81.2% |
札証アンビシャス |
1社 |
3.0社 |
84.9% |
福証Q-Board(注3) |
1社 |
3.0社 |
82.9% |
合計(注1) |
46社 |
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(注1)TOKYO PRO Marketを除いた数値を記載しております。
(注2)東証(本則市場)の「引受証券会社数」及び「主幹事証券の引受比率」は、日本航空㈱(国内売出:引受証券会社数26社、主幹事証券の引受比率35.1%)を除いた6社の平均を記載しております。
(注3)マザーズとQ-Boardに上場したモバイルクリエイト㈱については、マザーズに含めて記載しております。