引受審査資料とは、会社が新株発行や売出しを行う際に、引受証券会社の審査(引受審査)のために主幹事証券会社に提出する資料のことをいいます。

引受審査資料は、ファイナンス実施に先立ち、主幹事証券会社から他の引受証券会社に回付されます。

 

 

 

 

(新規上場の際の引受審査)

通常、新規上場会社は上場時に新株発行(募集)または売出しを行いますが、これらの株式は主幹事証券会社を始めとする引受証券会社が引受け、販売します。

引受証券会社は、株式の引受けを行うに当たって、以下の観点から引受審査を行います。(日本証券業協会「有価証券の引受け等に関する規則」 第12条 第1項)

・募集又は売出しを実施する会社(発行者)が将来にわたって投資者の期待に応えられるか否か

・募集又は売出しが資本市場における資金調達又は売出しとしてふさわしいか否か

・発行者の情報開示が適切に行われているか否か

引受証券会社は、引受審査資料を使用して引受審査を実施します。

 

(引受審査資料)

引受審査資料とは、次の資料をいいます。(有価証券の引受け等に関する規則 第12条 第2項、「有価証券の引受け等に関する規則」に関する細則 第6条)

調達資金使途

予想貸借対照表及び予想キャッシュ・フロー表

会社の概要(業界に占める地位及びシェアー、業界の動向、事業の概況、事業内容の変更等)

営業の状況と利益計画

5 経理の状況(販売先一覧表、仕入先一覧表、月次受注高及び売上高表並びに関係会社一覧表等)

6 最近の財政状態及び経営成績(最近の財政状態、偶発債務一覧表、最近の経営成績、重要な後発事象、最近の受注高並びに受注残高及び売上高等)

7 事業等のリスクに関する検討資料

8 その他引受証券会社が必要と認める資料

 

関連項目:証券会社審査と取引所審査

 

2024IPO社数(予定を含む)=26*

2023IPO社数(通期)=96*

 

3月22日現在

市場別

2024

(含予定)

2023

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

0

3

23

0

0

1

0

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 0 1

合計

   27

99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

 

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2023IPO社数(通期)=96*

2022IPO社数(通期)=91*

 

市場別

2023

2022

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

2022IPO社数=91

2021年IPO社数=125社

 

市場別

2022

 

2021

(参考)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

3

合計

92

130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。