有価証券届出書提出前に、以後のファイナンスを見据えて投資家向けに行う、会社のビジネスモデルや決算内容などの説明会を、インフォメーションミーティング(IM)と呼びます。
IMは、投資家の需要及び価格目線を把握する目的で、価格算定能力が高いと考えられる機関投資家等を対象として行われます。
(注)IMを実施する場合、使用する説明資料について弁護士のリーガルチェックが必要となるほか、海外投資家を対象とする場合には、資料の翻訳が必要になるなどのコストが発生します。
そのためIMは、主幹事証券の判断の下、上場会社または上場予定会社(届出書提出予定会社)のうち、ある程度の時価総額規模感のある会社を対象に実施するのが一般的です。
有価証券の募集等を行うにあたっては、会社が事前に有価証券届出書を内閣総理大臣に提出している必要があります。
IMは有価証券届出書提出前に実施されますので、届出前勧誘に該当しない範囲で行う必要があります。
(注)届出前勧誘に該当しない行為については、たとえば以下のようなものがあります。(企業内容等開示ガイドライン2-12)
・有価証券届出書の提出日の1か月前以前に行われる当該会社に関する情報発信
・当該会社の通常の業務の過程において定期的な情報発信 等
※ただし、いずれの場合も将来見込まれる募集または売出に係る情報に触れることはできません。
(上場予定会社がIMを実施する目的)
現行の一般的な上場日程では、取引所の上場承認時に有価証券届出書を提出し、その後、ロードショー実施時に、価格算定能力が高いと考えられる機関投資家等とコミュニケーションを行い、投資家の需要の状況や価格目線を調査しています。
※一般的な上場日程については、用語「発行価格/引受価額」をご参照ください。
しかし、特に上場予定会社(=非上場)の場合、もともと入手できる会社の情報が少なく、短期間で、どのように投資家の需要及び価格目線を把握するか、という問題が指摘されていました。
上場予定会社のIMは、上場時ファイナンスに係る有価証券届出書の提出前に、届出前勧誘に該当しない範囲で、機関投資家等とコミュニケーションを行うことで、この問題の改善を図る施策です。
(S-1方式で実施される「投資家とのコミュニケーション」とIMの比較)
2023年10月に導入された「承認前届出書提出方式(S-1方式)」は、上場承認前に前倒しで有価証券届出書を提出したうえで、機関投資家等とのコミュニケーションを実施する方法です。
S-1方式の場合、承認前に前倒しで届出書を提出した後に機関投資家等とのコミュニケーションを開始することで、コミュニケーション期間が長くとれ、また、届出前規制が適用されないため、募集または売出に係る情報(オファリングサイズ等)に触れることもできます。
その一方で、有価証券届出書を早期に作成する必要があるなど会社の負担が、より増加することから、実務上S-1方式が採用されるのは、一定程度のファイナンス規模の場合であることが予想されます。
※S-1方式については、用語「S-1方式(承認前届出書提出方式)」をご参照ください。
関連項目:発行価格/引受価額、有価証券届出書、目論見書、ロードショー、ブックビルディング、スプレッド、S-1方式(承認前届出書提出方式、カンファレンス、PDRR、セーフハーバー・ルール(Safe Harbor Rule)
2026年IPO数(予定含む)=17社*
2025年IPO数(通期)=66社
| 市場別 |
2026年 (予定含む) |
2025年 (通期) |
| プライム | 0 | 7 |
| スタンダード | 6 | 12 |
| グロース | 11 | 41 |
| メイン-名 | 1 | 1 |
| ネクスト-名 | 0 | 3 |
| アンビシャス | 0 | 1 |
| Qボード | 0 | 1 |
| 合計 | 18* | 66 |
* 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
過去分はメンバー紹介ページの各メンバーのブログ欄をご参照ください。
【ご注意ください】
当社の社名を名乗った振込詐欺行為が確認されております。当社が個人に対して振込請求を行うことは、有料サービスの提供等、お客様からのお申込みやご依頼に基づくものを除きございませんので、ご注意願います。
(ご参考窓口)
また、現在、世界中で「コールド・コーリング(Cold Calling)」と呼ばれる詐欺的な証券投資勧誘行為も行われております のでご注意願います。
2025年IPO数=66社
|
市場別 |
2025年 (通期) |
2024年 (通期) |
|
プライム スタンダード グロース メイン-名 ネクスト-名 アンビシャス Qボード |
7 12 41 1 3 1 1 |
4 13 64 1 4 1 3 |
|
合計 |
66 |
90* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
2024年IPO数(通期)=86社*
|
市場別 |
2024年 (通期) |
2023年 (通期) |
|
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌本則 ネクスト-名 アンビシャス Qボード |
4 13 64 1 0 4 1 3 |
2 23 66 5 1 1 0 1 |
|
合計 |
90* |
99* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
2023年IPO数(通期)=96社*
|
市場別 |
2023年 (通期) |
2022年 (通期) |
|
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌本則 ネクスト-名 アンビシャス Qボード |
2 23 66 5 1 1 0 1 |
3※1 14※2 70※3 2 0 2 1 0 |
|
合計 |
99* |
92* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
※1:東証1部1社を含みます。
※2:東証2部+JQ4社を含みます。
※3:マザーズ10社を含みます。
2022年IPO数(通期)=91社*
|
市場別 |
2022年 (通期) |
2021年 (通期) |
|
プライム スタンダード グロース 東証1 東証2 マザーズ JASDAQ メイン-名 名証2 ネクスト-名 セントレックス アンビシャス Qボード |
2 10 60 1 3 10 1 2 0 2 0 1 0 |
- - - 6 8 93 16 - 3 - 1 - 3 |
|
合計 |
92* |
130* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
株式会社ラルク